France / Languedoc
Les Vignes de Gaia / Philippe Blatier
レ・ヴィーニュ・ドゥ・ガイア / フィリップ・ブラティエ







Les Vignes de Gaia / Philippe Blatier
レ・ヴィーニュ・ドゥ・ガイア / フィリップ・ブラティエ
南仏Nîmes(ニーム)より10km程西に位置するCaveiracのLes Vignes de Gaia。
ソムリエ時代に料理とワインのペアリングに深くはまりワインに対する情熱が溢れ醸造家に転向。醸造学校を経てラングドックのDomainePibarot(ピバロ)で1年研修をした後、ニーム近郊Congéniesに樹齢100年越えのサンソ-の区画を取得してフィリップが40歳の年に独立。
ワイナリー名のレ・ヴィーニュ・ドゥ・ガイアは「ガイア(娘さん)の葡萄園」という意味。
畑は粘土石灰質で基本的にはゴブレ仕立て。人的介入を減らした自然農法で、病気や害虫の対策にビオディナミの一部を取り入れています。醸造に関しても出来るだけ自然のまま、一切の添加物を加えずに醸造。
ソムリエとしての味覚への厳しさを忘れずに、自然でフルーティーなヴァン・ド・ソワフ(グイグイと飲めてしまう喉越しの良い軽やかで喉の渇きを癒してくれるワイン)、飲んで楽しい家族や友達と分かち合えるワイン作りを目指しています。
また、フィリップは地域や人との繋がりをとても大事にしていて、Mas de Felixという障害者支援団体が経営する農場でブドウ畑の有機栽培を指導するボランティアをしています。
◆Blanc
Patte Blanche パット・ブランシュ 2022 (Languedoc)
品種:グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ
除梗せずに全房のままプレス。グラスファイバータンクで熟成。
レモンや林檎を思わせる果実感と爽やかな酸味が特徴のワイン。
南仏の暑い日でも水のようにゴクゴクと飲めるようなスタイル。
◆Blanc
Patte Blanche 2.0 パット・ブランシュ・ドゥー 2022 (Languedoc)
品種:グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ
除梗せずに全房のままプレス。ドゥミ・ミュイで熟成。
爽やかな青リンゴ、初夏を思わせる小ぶりな花の香り。
杏仁の核、ヨード香やヴァニラなどの香りも合わさり、複雑性も醸し出しています。
◆Rosé
Poupette rosé プペット・ロゼ 2022 (Languedoc)
品種:グルナッシュ 100%
直接圧搾のロゼ。除梗せずに全房のままプレス。グラスファイバータンクで熟成。
淡い桜色の色調。フレッシュな白桃やライムなどを思わせる爽やかな果実味と苦味。
すみれの花やチョーキーな印象もあり、塩味もあり食中酒として非常に万能なロゼ。
◆Rouge
Nom de d’Zeus ノン・ドゥ・デウス 2022 (Languedoc)
品種:グルナッシュ 100%
除梗して粉砕、マールに軽く浸漬後、プレス。セメントタンクで熟成。
友人であるJulien Sefraoui-Nowak(Domaine des Célestes)とのコラボキュヴェで南仏らしい濃さはありながらもスルスル飲める赤。
全房由来の青さがアクセントに、タンニンもあるが、細やかでスッと溶けていきます。
◆Rouge
Tchin a Jeannette チン ア ジャネット 2022 (ラングドック)
品種:サンソー100% (樹齢100年以上)
8日間のセミマセラシオンカルボニック 、ステンレスタンクで5ヶ月熟成。サンスフル。
ジャネットに乾杯、という名のキュヴェは、フィリップのお祖母さんJeannetteへのオマージュ。
スミレの華やかなアロマ。ほのかに香るスパイス。紅茶のようなやわらかな飲み口。きれいな酸を感じる果実味の薄旨の赤。
◆Rouge
Tchin a Jeannette 2.0 チン ア ジャネット・ドゥー 2022 (ラングドック)
品種:サンソー100% (樹齢100年以上)
3週間のセミマセラシオンカルボニック 、アンフォラで熟成。サンスフル。
ジャネットに乾杯、という名のキュヴェ。樹齢100年以上のサンソーで造られたフィリップのお祖母さんJeannetteへのオマージュ。
熟れたブラックベリーの果実の印象で、口に含むと甘みと旨みの広がります。
※ステンレスのジャネットよりも果実のニュアンスがより強く、抽出も少し強めです。