France / Beaujolais
Domane des canailles / Simon Perot&Etienne Ubaud
ヴィエイユ・カナイユ / シモン・ペロー& エティエンヌ・ウボー







Domane des canailles / Simon Perot&Etienne Ubaud
ドメーヌ・デ・カナイユ / シモン・ペロー&エティエンヌ・ウボー
ボジョレー南部のテルナンに位置し、リヨンから北⻄にわずか30kmの「ピエール・ドレ」地区のドメーヌ。2005年から有機栽培されていたJean Jacques Paireの畑を2019年に引き継ぎビオディナミに転換。
醸造を担当するシモンはリヨンのAntic Wineでセラーマンを務めながらDomaine des Grandes Vignesで有機栽培を学ぶ。 より深い知識を得る為にブルゴーニュのBTS Viti-oenoに入学。在学中にもClaire Naudin FerrandやAndréPerretで修行。
エティエンヌはトゥールーズの伝統的なレストランでソムリエを務め、世界中のレストランを周り知見を広める。BTS時代に出会った二人が2019年にカナイユをスタート。
標高450mと550mに位置する樹齢50-60年のガメイやシャルドネの8ヘクタールの花崗岩質の畑を所有。ボージョレ地区の中でも標高の高い冷涼な地区のカナイユのブドウ畑は、実がじっくりと成熟し、果実味の強いフルーティなワインを生み出します。
農薬や除草剤、化学肥料を一切使用せず、ビオディナミ農法で栽培。冬の間は羊を放牧して土壌を自然に委ねます。夏季剪定は敢えてぜずに、独自の栽培方法を用いて、葡萄のフレッシュさを表現。
醸造は自然酵母でフレッシュさを優先に考えステンレスタンクを主に使用。濾過や清澄も一切行わず、果実味をストレートに味わえる醸造を選択。標高や葡萄の熟度によって別個に醸造し、発酵具合を見て最終ブレンドする事で複雑味を持つワインに仕上がります。
熟成時期になると二人で毎日複数のブレンドを飲み比べ、幾通りの中からブレンドを決定。
アンフォラ、セラミック、新樽など、新しい醸造方法を用いてテロワールを表現する、進化し続ける若手のワイナリーです。
◆Mousseux
Rosé pour buller ロゼ・プール・ビュレ 2022
品種:ガメイ 100% 樹齢50年
5日間のマセラシオン後に果汁のみを発酵、瓶内二次発酵。
イチゴなどの赤い果実、トースト香、ヨーグルトなどのニュアンスに、優しくも泡がきめ細かくクリーミーです。和三盆のような上品な甘さが特徴的。
◆Blanc
WHITE SIDE OF THE MOON ホワイトサイドオブザムーン 2022
品種 : シャルドネ 100%
除梗せず破砕してプレス。20%はオーク樽で発酵と熟成。80%はステンレスタンクで発酵と熟成。
花崗岩土壌のシャルドネのため、石灰土壌よりも丸みがある印象のシャルドネ。柑橘や洋梨の果実と火打ち石のスモーキーなアロマ。⻘リンゴを頬張ったかのような果実と酸味が口いっぱいに広がります。樽のニュアンスは控えめで、ミネラリーでシャープな飲み心地。
◆Rosé
LE ROSE DU MATIN ル・ロゼ・デュ・マタン 2022
品種:ガメイ 80%、シャルドネ 20%
5日間のマセラシオン後に果汁のみを発酵、500リットルの石器のアンフォラで熟成。
ストロベリーやラズベリーなど赤い果実、赤い小ぶりの花やフレッシュな青草の香り。ジューシーな果実味とフレッシュな酸。柑橘系を思わせる余韻の長いロゼ。
◆Rouge
METRO BOULOT BEAUJO メトロ・ブロ・ボジョ 2022
品種:ガメイ 100% 樹齢50年
全房でマセラシオンカルボニック後に、ステンレスタンクで熟成。
モレロチェリーやイチゴジャムを思わせるような赤い果実の甘い香り。すみれやバラ、花の蜜のような印象も。
溢れ出る果実味と柔らかなタンニン。ミネラル感の味わい。
フレッシュな辛口の赤。
◆Rouge
EXPERIENCE エクスペリエンス 2022
品種:ガメイ 100% 樹齢50年
20%をダイレクトプレス後にアンフォラで発酵と熟成。80%はMCで醸造し砂岩の卵型のタンクで熟成。
ルビーレッドの外観。クランベリーやアセロラ、赤い果実とハーブを感じるアロマ。淡く瑞々しい果実と繊細なタンニン。
甘酸っぱい果実味が口いっぱいに広がり、香ばしい余韻が続きます。フレッシュで爽やかな赤。
◆Rouge
VIEILLE CANAILLE ヴィエイユ・カナイユ 2021
品種 : ガメイ 100% 樹齢60年
除梗無しでステンレスタンクで10ヶ月熟成。
さくらんぼや黒胡椒のアロマ。エネルギッシュでフレッシュな果実味。絹のようなタンニン。エレガントな辛口の赤。