France / Alsace
Domaine Clé de Sol / Simon Baltenweck
ドメーヌ・クレ・ドゥ・ソル / シモン・バルテンヴェック







Domaine Clé de Sol / Simon Baltenweck
ドメーヌ・クレ・ドゥ・ソル / シモン・バルテンヴェック
アルザス地方のリボーヴィレに位置するドメーヌ。バルテンヴェック家が4代に渡り所有する果樹園の中にあるワイナリー。
現当主のSimonの両親YannickとJeanが、ブドウを協同組合に売っていたのをやめてワイン作りをスタート。
3.5hの葡萄畑は1998年に有機栽培に切り替え、2016年にビオディナミ認証を取得。2013年に父ジーンから息子のシモンが引き継いでいます。2024年にはグラン・クリュの畑も引き継いだと嬉しそうに話すシモン。
標高200-300mに点在する石灰岩の葡萄畑にはアーモンドや桃、林檎や梨を植え変え自然環境を整備。木々に集まる鳥や日陰で休む人々の自然との繋がりを大事にした畑造りを行なっています。
アルプスやドイツを望める東向きの斜面にはリースリングか並びます。傾斜が厳しい畑は石垣が並び、耕作も全て手作業で行われ、収穫日も変え選果も厳しく行っています。
祖父から引き継いだ古い木製の圧搾機を使用し、発酵はフレッシュさを重視する為にステンレスタンクを重視。納得のいくまで熟成させ、中には10年リリースしていないキュヴェも。アルザスのテロワールを忠実に反映したビオディナミの自然派ワインを造っています。
◆Blanc
Riesling Muehlforst リースリング・ミュルフォルスト 2017
品種:リースリング
ステンレスタンクで3年間シュールリー熟成。サンスフル。
アルザスの優れたテロワールのひとつとされ、将来のプルミエ・クリュの候補であるリュー・ディ「ミュルフォルスト」のリースリング。
深みのある黄金色の外観。林檎や桃、花の蜜や熟成香も感じられ、伸びのある柑橘系の酸が素晴らしい味わい。旨味がギュッと詰まった。
◆Macération
Riesling Muehlforst リースリング・ミュルフォルスト 2019
品種:リースリング
10日間のマセラシオン。ステンレスタンクでシュールリー熟成。サンスフル。
濁りがかった琥珀色の外観。干し葡萄やアプリコットの果実、オレンジの花などのアロマ。ペトロール香や還元などのオフフレーバーはなく、ボリュームはありつつも口当たりの柔らかい味わい。心地よい苦味と伸びのある余韻。濃縮された旨味を味わえるオレンジワインです。
◆Macération
Pinot Blanc ピノ・ブラン 2020
品種:ピノブラン
2日間のマセラシオン。ブルゴーニュの古樽でシュールリー2年熟成。サンスフル。
美しいブロンズ色の外観。アロマティックな香りを漂わせるピノブラン。コンポートしたリンゴやマリメロなどを感じる豊潤なアロマ。
口中に拡がる奥行きのある柑橘系果実とオレンジピールの旨味。ヴァニラや穏やかなスパイスの香りがアクセントを加えます。酸のアタックが心地よいジワジワと旨みの広がる味わい。
◆Macération
Gewurztraminer Muehlforst ゲヴュルツトラミネール・ミュエルフォルスト2020
品種:ゲヴュルツトラミネール
全房で8日間のマセラシオン。ステンレスタンクでシュールリー熟成。サンスフル。
穏やかなバラやライチなどのアロマ。ボリュームのある果実味とグレープフルーツを思わせるような心地よい酸味が絶妙なバランス。コクのある旨味のオレンジワインです。